相対湿度とCO2濃度の関係について調べています。当方シックハウス症候群もち、子供にも遺伝してシックハウス症候群もちです。配偶者はシックハウス症候群ではありませんが、新築の家に引っ越してから顔のしわが増えたと言っています。私の体感でもCO2濃度が高いと顔をしかめて寝ているようで、起きたときにおでこにシワが刻まれています。
拙宅はシックハウス症候群の症状が出てから、換気量を大幅に増やしています。法的に必要な換気量は130㎥だが、一階は120㎥、2階145㎥の合計265㎥の換気量に増やしている。いずれも静圧10pa時の換気量です。基準の2倍の大幅な過換気にも関わらず、室内のCO2濃度が低い日や高い日が混在します。換気扇の風速が一定であることは確認していますのでそれがなぜか調べているのです。CO2濃度が高いと当然シックハウス症状や疲労感が増えます。
単純な気積や一人当たりの換気量の計算では高気密、高断熱住宅のシックハウス症候群やシックビルディング症候群を防ぐことは出来なさそうです。
そもそも住宅の気密性能の基準がないにも関わらず、換気量が法的に設定されているのはマヌケとしか言いようがありません。
住宅の気密性能と換気量には密接に関係があり、気密性が低い住宅の場合に換気の問題は表出しにくいです。住宅の隙間からどんどん外気が入ってくるためです。
相対湿度とCO2濃度には相関があるか?
就寝時の外気の絶対湿度とCO2濃度に相関はあるか?
概ね絶対湿度が高いと就寝時のCO2濃度も高くなる傾向があります。換気扇の風量に関しては湿度によって変化していませんが、実際の換気は行われにくくなるようです。
給気口を囲ったプラスチック障子紙で作ったエアコン給気ボックスをみても、湿度の高い日はボックス内が負圧になってへこんでいる。かつエアコンから吹き出される新鮮空気が減っています。高湿度によって給気フィルターが詰まりやすくなるのでしょうか?
エアコン給気ボックスについては下記の記事をご確認ください。
さならる観察が必要です。つづく。