完成時の気密測定が行われました。(厳密にはエアコンがまだついていない)
中間気密測定の時よりも気密性が向上しました。
中間測定よりも気密性能が向上した主な理由は、私(施主)が床下に潜り、
- 大引きとネオマの取り合いを気密テープ処理
- 根太受けと大引の取り合いを気密テープか発泡ウレタン処理
- JOTOの人通口と断熱材スタイロの取り合いをコーキング処理
等々を行いました。すんごい疲れた。。
床下の気密テープ張り作業で疲れて心おれたので、まだ床下すべてに気密テープをはることは出来ていないです。引き渡し後に再度、床下に潜って気密テープをすべての取り合いに張っていこうと思います。
私は現在、漏気スカスカ住宅に住んでおります。
寒い冬に一階に冷気が入ってこようとする力は本当にすごいです。(外気と室内の温度差が大きいほど、圧力差で外気が室内に侵入してくる。これを窓全面にプチプチを張って、漏気がほぼ無いように目張りしている。)冬の冷気侵入の力は、強風くらいの圧力がありますので、漏気は少なければ少ないほど良いのです。
屋根と外壁の構造は、耐力面材+気密テープ、付加断熱ネオマ+気密テープとなっており、一番面積の大きい外壁は、私(施主)が細かく気密テープをチェックし、必要であれば追加で自分で気密テープを張っていますので、漏気はゼロに近いと思います。
当物件は床断熱ですので、床下が一番取り合い(接合部)が多く、隙間が発生しやすく漏気しやすいです。床下から気密テープを張るのが一番気密性能に効果的と思いますが、非常に手間がかかりますので、やってくれる工務店は皆無でしょう。
Youtubeでちゃんねるアキさんが気密性能向上サービスを提供してくれているので、気密性能の低い家はやってもらったほうが良いと思います。いずれはサービスをやめてしまうでしょうし。床下に潜っての作業はかなり大変ですから。
また、生活気密(開口部の目張りなし)も測ってもらいました。排水溝は封水していないので目張りありです。生活気密の測定がC値0.2と低いのは、おそらく3種換気の換気扇を全てシャッター付き換気扇にしているからだと思います。
一番隙間の大きな富士工業レンジフードは、電子シャッターを付けましたが、たとえ電子シャッターをつけても、5%程度の隙間があると富士工業の人が電話で言っていたので、C値0.2は成績が良すぎる。目張りを外しても、総相当隙間面積に変化がないのでレンジフードの目張りを取り忘れている?と思います。(仕事の都合で立ち合いが出来なかったので真相はわからない)。
ただ、n値(隙間特性値=隙間の大きさを測る指標)のバラつきが大きいので、住宅の気密性能が高くなるほど、野外の風速が測定値に及ぼす影響力が大きくなるようです。
気密測定屋さんの150パイの気密測定の機材ではここら辺が測定値の限界のようです。