松尾設計室の指導を受けた工務店で注文住宅を建てる

注文住宅で悔いを残さないための住宅建築勉強ブログ

ガルバリウム鋼板屋根のビスは野地板にとめるだけで良い?

ガルバリウム鋼板の立平ふきの屋根の施工について

我が家の切妻屋根の半分は野地板+垂木にビスが止め付けられています。

もう半分はビスが12.5mmの野地板にしか止め付けられていません。

12.5mmの野地板のみに貫通したビス。
垂木に貫通させた方がどうかんがえても耐風性が高いのだが、、、、、

工務店に指摘したところ、

「野地板に止めれば大丈夫」

セキノ興産の施工要領をみせられました。

しかし、みせられた施工要領は鉄骨造の施工要領しかのっていないので判断ができませんでした。

セキノ興産のガルバリウム鋼板、立平ロックの施工要領は、鉄骨のCチャンネルにビス打ちで止め付けているので参考にならない。

 

メーカー(セキノ興産)に電話して聞いてみた

 

「野地板+垂木にビスを止め付ける必要があるか?」

常識的に考えて、野地板だけにビスで屋根材を止め付けるのは、耐風性能から長期使用に適さないとおもうのだが、、、

 

「野地板のみの釘の止め付けがメーカー標準施工」

 

だそうです。。ホントかよ。

 

メーカーの社員がいうなら大丈夫と納得するしかありません。
耐風性や長期利用を考えた丁寧な施工とは思えませんが。

 

2024年4月8日追記:やはり垂木にビス止めするのが標準施工のようです。(ただしアイジー工業の横張り施工要領)

 

アイジー工業の施工要領は横張りですが、やはりというか当然、隅だしして、垂木に止付けろと書いています。

下地の確認に垂木の位置と間隔の指定あり。

すみだしした垂木にとめつけるとの指示である。
耐風性を考えたら垂木までビスを当てるのは当たり前だろ、素人でもわかるわ(怒)

繰り返します。

本体は、455mm間隔以下でたる木の留め付けてください。

そりゃそうだろ。。

 

セキノ興産の神奈川支店も工務店も屋根屋もなんだかなああ。。

でもこれが建築業界の標準の品質です!

屋根は吹き飛んだ方が仕事が増えますから!